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佐渡島に伝わる“ちいちい袴”という妖怪、その不気味な特徴

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ペットニュース
ちいちい袴は家主が忘れていた不用品の霊?【異形の猫】
新潟県の佐渡島には、不思議な民話がいくつか伝わっている。
以前こちらでも紹介した、世話してくれた飼い主に報いるために人に化けて奉公に出た化け猫の話を、おぼえている方もいるかもしれない。
小さな島だが、そこには現代文明人が忘れてしまった牧歌的な妖怪譚も少なくないのだ。
たとえば今回のこのイラスト。
とってもかわいい小さな猫の集団が描かれているが、この元ネタとなっているのも、佐渡島に伝わる“ちいちい袴”という妖怪なのだ。
ちいちい袴、その不気味な特徴
昔々。
佐渡で一人暮らししているおばあさんの家に、突然袴姿の小さな男がやってきた。
男は警戒するおばあさんに「一人で寂しそうだから、踊りを見せてやる」といい「ちいちい袴に 木脇差さして こればあさん ねんねんや」と歌い踊ってどこかに消えてしまった。
こういうことが何度も続くようになり、おばあさんは「なんじゃあいつ、気持ちが悪い」と思って用心のために家の中を見回ってみると、縁の下にお歯黒を付ける際に用いた古い楊枝があった。
そこでおばあさんはこの楊枝を処分したところ、それ以降袴の小男は出なくなったという。
話としてはシンプルだけど、なんとも気味の悪い話である。
実はこの小男、放置されていた楊枝の付喪神ではないか? という説がある。
その昔、お歯黒付けに用いた用事は古くなったら焼き捨てる

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