【猫クイズ】猫の体ってなんであんなに柔らかいの?
器用な体勢で毛づくろいをする愛猫を目にして、「なんで猫の体ってこんなにも柔らかいんだろう」と思ったことがある飼い主さんは多いはず。その謎は猫の骨格の仕組みを知ると、解き明かすことができます。
今回はクイズを通して、猫の骨格の作りを解説。私たち人間とも犬とも違った体の構造を、ぜひ知ってみてください。
Q.猫の骨格の特徴として、正しいものはどれ?
①イエネコの骨格は、大型のネコ科動物とは全く違う
②人間や犬より、体重に占める骨の重量比が高い
③猫の鎖骨は他の骨にくっついていない
正解は、次のページ。
正解は③の「猫の鎖骨は他の骨にくっついていない」です。
私たちの身近にいるイエネコの骨格はサイズこそ違えど、大型のネコ科動物とほぼ同じ。猫の骨は軽くて強く、体重に占める重量比は人間や犬よりも低いといわれています。
前足で物を掴んだり、木に登ったりと猫の前足は人間でいう「手」に近い役割を果たしているものですが、こうした器用な動作ができるのは骨が柔軟に繋がっているから。例えば、前足を内側にくるっと向けることができるのは、「橈骨(とうこつ)」と「尺骨(しゃっこつ)」が互いにねじれ合う構造になっているからだといわれています。
また、人間の鎖骨は胸骨柄や肩甲骨と繋がっていますが、猫の鎖骨は胸骨などの他の骨とくっついておらず、浮いた状態。こうした構造
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