家族の不幸で飼育放棄されて…人を信じ抜いた猫レンくんの生涯
「初めてレンを見た時、正直、片目がないことを気持ち悪いと思った。酷いですよね…。でも、一緒に暮らすうちに愛おしい存在になりました。見た目など関係なく、どんな命も平等だということをレンは教えてくれた。」
打ち明けづらい心境をあえて告白してくれた胡蝶さん(@50yakuiQYEtNMPn)は、16歳で亡くなったシャムMIXのレンくんとの日々を、そう語ります。
家族の不幸で飼育放棄されて…
もともと別の家で息子さんに拾われ、家族の一員になっていたレンくん。しかし、その息子さんが交通事故を起こしてしまったことで、ニャン生は悲しいものになっていきます。
事故を苦に、父親は首を吊って自殺。母親はうつ病となり、施設へ。息子さん自身もうつ気味になり、家はゴミ屋敷のような状態に。レンくんは近所に住む猫飼いさんからご飯を貰って生きるようになりました。
しかし、車に乗ったり庭を荒らしたりしていたため、ご近所さんからはよく思われていなかったそう。「飼育放棄される前から放し飼いされていたレンは以前、交通事故に遭い、顔の半分が崩壊して目玉が飛び出た状態で家に帰ってきたことがあったそうです。その時はお父さんが病院へ連れていき、手術してもらいましたが、事故の影響で脳に障害が残って片目を失ったと聞きました。」
胡蝶さんが関わるようになったのは、レンくん
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