今年6月、あるニュースに目が留まりました。それがこちら。
『麻布大学、イヌの飼育で思春期児童のメンタルヘルスを改善』
https://www.azabu-u.ac.jp/topics/2020/0630_30612.html
麻布大学と東京都医学総合研究所などの研究によると、イヌの飼育をすることで10代児童の心身の健康につながることが明らかに!思春期の子供に多く見られる不登校やいじめ、拒食症などの問題に対し、イヌの飼育が効果をもたらす可能性も見出されたといいます。
ホントに!?
今回詳しい話をお聞きしたく、麻布大学「ヒトと動物の共生科学センター」のリーダー・茂木一孝教授にお話を伺いました。「10代の子どものWellbeing(ウェルビーイング)とは?」「どう接すれば効果があるのか?」など、気になることをお聞きしました。
–この調査を始めたきっかけから教えて下さい
「イヌは家畜化された動物の中で圧倒的に古く、1万5千年〜3万5千年前からヒトと共生しており、そこにはお互いに何らかのメリットがあると考えられます。ヒト側からすれば、おそらく最初は他の肉食動物から身を守ってくれることだったり狩猟の助けになったことなど。でも、その役割がほとんどなくなってからも尚、ヒトはイヌを飼育しています。それはナゼなのか?」
「その謎を紐解く一つとして、これまで私達はイヌとヒトは視線を介してお
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