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末期がんの父の心を救った1匹のサビ猫

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ペットニュース
ある夏の日に出会って…末期がんの父の心を救った1匹のサビ猫
深い悲しみや絶望を感じた時に空いた心の穴は、人間相手では埋まらないこともあるもの。しかし、動物と接する中で、その穴が少しずつ小さくなっていくことはあります。
末期がんだった父の心を救ってくれた子。愛猫のあんこちゃんを、そう表現するmika(@mikaankokibi)さんは闘病中のお父さんとあんこちゃんの絆を目にし、感慨深い気持ちになりました。
 闘病中の父を支えたのは1匹の猫
抱っこや膝乗りは嫌い。でも、常に近くにはいたくて、扉のかげから半身で覗く“市原悦子系女子”のあんこちゃん。
お父さんと出会ったのは、ある夏の日こと。「台風の日、向かいの家の庭で野良の子猫が鳴いていたんです。」
当時、お父さんは肺がんのステージⅥと診断され、抗がん剤治療をしながら自宅療養していたそう。向かいのおうちの奥さんは猫が苦手で、旦那さんは難病を患い、寝たきり状態。困っていることを聞いたお父さんは自身が猫好きだったこともあり、早速子猫を保護。
世話好きのお父さんは2~3時間置きにミルクを飲ませ、排泄のサポートもし、付きっきりでお世話。「がんに侵されたことで、大きくなっていく孫たちの世話が思うように焼けず、やきもきしていた頃だったので、持て余していた愛情がすべてあんこに向かったんです。」
以来、ふたりは寄り添い合い、共に「今」を生き続けまし

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