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犬用肉の脂で飢えをしのぐ未来の大女優

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ペットニュース
虹の橋を渡る日まで
舞台公演がコロナですべてキャンセルされてしまい、本当にお金が無くなってしまった。家賃を払ったら貯金通帳の残高がゼロになり、劇団事務所で「明日から食べるものがホント無い」と大騒ぎしたところ、マネージャーが老犬シッターのアルバイトを探してきてくれた。
一人暮らしの高齢の飼い主さんが急に入院してしまい、家に老犬が残された。その犬の世話をするアルバイトで、散歩と食事、犬がいる部屋の簡単な掃除が主な仕事らしい。犬は大好きだし、働けるならば何でもやる。二つ返事で引き受けた。
マネージャーから「後援会の紹介だから、絶対に粗相のないように」とカギを渡され、その足で犬に会いに行った。玄関のドアを開けたとたん、元気な犬が猛烈に尾を振って私を大歓迎してくれた。こんなに喜んで歓迎してくれるとは思わなかったので、嬉しくて、仕事を忘れて遊んでしまった。
高齢犬というからヨボヨボの子を想像していたのに、脚はしっかりしているし、大きな声で吠えるし、普通に元気だったので安心した。万が一、私の不注意で犬にトラブルがあったら大変だと、ちょっと緊張していたのだ。
犬は初対面の私にもフレンドリーで、よほど寂しかったのか、喜んではしゃぎまくり、部屋中を駆け回る鬼ごっこがはじまった。広い家の中を遠慮なく犬と一緒に走り回っていると、コロナで先行き不安な気持ちが吹き飛ぶ。
遊んでいるうちにあっという間に時は

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