オカルト好きに語り継がれる残虐な話
みなさんは、オカルトが好きだろうか。
そうか、好きか!
では完全に時期外れなんだけど、ちょっと今回はオカルト話をしたい。
今日のテーマは、魔術師アレイスター・クロウリーである。
ペット系のコラムで何故クロウリー? という話なんだけど、実は彼とペットとは、嫌な接点もあるのだ。
それを少し説明しておきたい。
で、話の前に一つ。
猫に危害を加えると七代祟るという言葉が日本には伝わっている。
これについては海外であろうと、魔術師であろうと例外ではない可能性がある。
そう思えるような事例についての話をしていこう。
アレイスター・クロウリーの輝かしい魔術人生
そもそもクロウリーとは何者か。
ざっくばらんに書くと、イギリスのボンボン魔術師である。
親から相続した莫大な財産を元手に放蕩し、魔術結社「ゴールデン・ドーン」に参画したのが1898年。
この団体は今でも世界中のオカルトマニアにはよく知られている。
筆者も「ゴールデン・ドーン」のタロットを所有している。
1907年には魔術結社「銀の星」を立ち上げ、自らが提唱する“高尚な”思想を広めるべく著書を次々に上梓した。
クロウリーは一連の魔術人生の間にも色々な儀式を行っており、しばしばそれらは生贄を用いることもあったとされている。
一方で親から引きついた資産もやがては底を尽き、次第に凋落していったクロウリーは、信
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