猫が靴下の臭いを嗅ぐ理由
外から帰ってくると、いそいそと玄関までお出迎えしてくれる我が家の猫たち。「待っててくれたんだねー」なんて、感動してたら、おいおい、ちょっと待って。君たちさっきから足にしか興味ないよね? それも、靴下の匂い、ずっと嗅いでるよね? ってこと、よくありますよね。他にも、水道工事に来てくれたおじさんの靴下の匂いをずっと嗅いでいて、おじさんが困っていた……などの証言も。人間にとっては羞恥プレイともいえるこの行為、猫にはどんな意味があるんでしょう?
飼い主さんの浮気チェックだにゃ!
外から帰ってきた飼い主さんの靴下には、家にいる飼い主さんとは違う匂いがするそう。嗅覚の優れている猫は、その匂いを嗅ぎ取っているのだそうなんです。いつもと違う匂いを嗅いでその匂いが安全かどうかを確かめると同時に、その匂いの中から飼い主本来の匂いも嗅ぎ分けて、改めて「こいつはいつもいるヤツだにゃ」と確認しているそうなんです。その確認作業が終わると、すりすりして自分の体の匂いをつけたり、なめたりすることで信頼の気持ちを伝えてくれているのだそうです。
友達や業者さんなどが家にあがったときも匂いを嗅ぎに行くのは同じ理由です。知らない匂いがするので、この匂いは知っている人なのか、安全なのかを匂いを嗅ぐことで確認しています。飼い主としてはちょっと恥ずかしいけれど、猫にとっては「知らない匂い」がテリトリ
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