子猫の甘噛みには、いくつもの理由がある
子猫と遊んでいると、よく甘噛みしてきますよね。甘噛みは生後2~3か月頃から見られる、子猫特有の行動。攻撃の意味ではなく、どちらかというと母猫や兄弟に甘えて「かまってかまって」とおねだりするような気持ちで噛んでいます。おっぱいを吸う時の「吸いつき行動」が抜けきれないための行動とも考えられています。つまり、幼児期の甘噛みは、飼い主への愛情表現のひとつなのです。
そのほかにも、母親から教わった狩猟本能のひとつとして、獲物代わりに甘噛みしているという説も。また甘噛みが始まる頃にはちょうど新しい歯が生えるので、そのため歯茎がむずがゆくなり、甘噛みして歯固めしているのです。
さらに、ナデナデをしている時に「もう撫でるのはやめて」という意思表示のため、噛んでくることもあります。この時はかなり、本気噛みに近くなるのでご注意を。
成猫の噛む力は、人間の2倍!
子猫だからと甘やかして、ずっと甘噛みを許していると、「人間の指は噛んでもいいもの」と猫が勘違いしてしまいます。しかし、成猫の噛む力はなんと人の約2倍!もし猫が本気で噛むと、牙のような犬歯が骨に達することもあるのです…!「猫に噛まれただけ」と軽く考え消毒だけで済ます人もいますが、できるだけ早く病院に行って手当をしてもらいましょう。
成猫になっても甘噛みしたそうなそぶりをみせたら、すかさず歯固め用のおも
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