店先に犬を放置しパチンコ…常連の自称・愛犬家に見た身勝手さ

店先に犬を放置しパチンコ…常連の自称・愛犬家に見た身勝手さ
ちょっと昔話をしたい。
20年近く前。まだスマホもなくてパソコンだって一般世帯にそこまで普及していなかった頃の話だ。
当時僕は18歳か19歳。ろくな仕事もせずに地元で朝から晩までパチンコをするという、大変自堕落な生活をしていた。
一応夜からは近所の歓楽街の飲み屋でボーイのアルバイトをしていたんだけど、そこの給料の安いこと安いこと。
だからパチンコで増やそうとしたのかなぁ……。
常連の1人の「愛犬との散歩コース」にパチンコ店が含まれていた
で、行きつけだったのが自宅と勤務先の飲み屋のちょうど中間地点にあるお店だった。
この店は今はとっくに存在していないんだけども、僕が子供の頃には既にあったので、30年以上は営業していたんだろう。
パチンコ店としては地域密着型というか、生かさず殺さずの営業が上手い印象だった。
常連から1万円回収して、9000円返すような。そんなお店。
この店に佐々木さんという割とお金持ちと思われるおじさんがいた。
結構いい時計をしていたし、犬を飼っているんだけど、当時田舎では珍しいボーダー・コリーを連れていたのでよく目立った。
そのコリーがまた賢くて、人見知りもしない性格だったので今も印象に残っている。
ただし飼い主の佐々木さんは愛犬に比べると賢いとは言えず、散歩の途中にパチンコ屋に入ってくることはしょっ

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