歩き方の変化で尿路結石がわかった、ハムスター
ずいぶん前に、ゴールデンハムスターを飼っていた時に、夫が歩き方の変化から病気を発見したことがあります。「ちょっと歩くたびに、立ち止まってしゃがんでいる。おかしい」というので、動物病院に連れていってレントゲンをとってもらったところ、尿路結石が発見されました。つまり、尿路に結石が詰まっていた痛みで、2~3歩歩くたびにうずくまっていたのです。私だったら、歩き方が変わったことに気づいても「年齢のせいかな」と思って放置したかも…。ちなみにそのハムスターはその後手術をしてもらい、手術自体は成功して結石を取り出せました(が、やはり手術が負担だったのか、退院したその夜に亡くなってしまいました…)。
猫の歩き方がおかしかった場合、多くは事故による骨折や脱臼です。しかし、(わが家のハムスターのように)それ以外の理由で歩き方に異常があらわれる場合もあります。例えば中耳炎、ネコエイズなどの感染症、脳炎などの脳・神経の病気、栄養障害、中毒、熱中症などです。原因は歩き方である程度わかる場合もありますので、ご参考に。
足をひきずる、3本の足だけで歩く
骨折や脱臼、神経の損傷などの可能性が考えられます。歩き方の変化が微妙で判断がつかない場合、手でかばっている足を優しく触ってみて、痛がるかどうかを観察しましょう。また怪我をした場合、猫は患部をなめて治そうとします。
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