昔は屋外で犬がやたらフラフラしてたよね?
最近、犬に咬まれることがとんとなくなった。
昔は……それこそ80年代の終わりから90年代初頭ぐらいにかけては、年イチで犬に咬まれたものだった。
その理由は簡単で、屋外に野良犬がいたり、脱走した飼い犬、放し飼いされている犬も少なくなかったからだ。
特に人懐っこいけどデカい脱走犬と野良犬との遭遇は本当に毎回緊張したものである。
友達との帰り道、やたらデカい迷子犬に追いかけられ…
小学校1年か2年ぐらいのときのこと。
帰り道が一緒だった那須君という同級生と下校していたら、目の前にいきなりデカい犬が躍り出たことがあった。
多分、まだ若いシェパードだったと思う。
たしか首輪をしていたので、どこかの家から逃げ出してきたんだろう。
しかし子供よりも明らかに図体が大きなその犬の怖かったこと怖かったこと。
すぐに2人で走って逃げたんだけど、足が遅かった僕はすぐに追いつかれて、足を甘噛みされてしまった。
那須君にも大声で「待って~!」と言ったんだけど、一瞬振り返ったものの、そのまま逃げられてしまったことは今でも鮮明に覚えている。
犬はその後も散々に僕にじゃれつき、その都度体を転がされて、ちょいちょい咬まれて、もう生きた心地がしなかった。どれぐらいそんな時間が続いたのか。
いい加減体中傷だらけになったところで、知らないじいさんばあさんが4人ぐらい乗った乗用車
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