この物語は、ここ30年でノラ出身のネコを12匹保護し、一緒に生活し、ついに全員を看取ったと思ったら、今また一匹のネコと暮らしている中年男の喜怒哀楽に満ちた日常の回顧録である。
ミー(仮名)がきた! 第18回“小”
ミーの気を引くために買った魚型のヌイグルミのようなネコ用オモチャ。なんと予想した通りにミーが遊び始めた!その光景を見つつ、思わず目を細めるオレ。楽しそうに遊び続けているミー。これだ!オレが求めていたのはこの状態だ!!
しかし……まぁなんとなく皆さんも予想はついているでしょう。1〜2回遊んだら、それ以降、まったくそのオモチャに興味を示さなくなってしまいましたとさ!
たしかにミーが抱えてキックをするにしては、ちょっとぬいぐるみの大きさが小さすぎる気はしていた。前足で抱えると、ヌイグルミはミーの足部分までは届かず、キックするにしても、無理やり足を前の方に繰り出さなければ、キックがヌイグルミまで届かないという欠点には、ミーが最初にそのヌイグルミを抱えた時点で気付いていた。
いや。本当いうと、届いてパッケージを開けた時から、「思っていたより小さい!!」とは感じていたのだ。
↑試しにどのくらい小さいか、今、ミーの横にそのオモチャを置いて写真を撮ってみました。え〜写真でもよく御理解いただけるとおもいますが、小さいのはもちろん、目の前にこのオモチャを置いても、ミーはまったく見向きもしま
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