虹の橋を渡る日まで
昼飯は麺ものと決めている。最近の立ち食い蕎麦屋は本当に美味しいし、安いからよく通っているけれど、本当はラーメンが食べたい。ラーメンは塩分濃度が高く、脂肪分が多いし、食べ続けると太るから、週に1回と決めているけど、身体が許すならば、毎日食べたい。
今日は天気も良く、絶好の週一ラーメン日和だ。大好きな暖簾をくぐって、絶品鳥ガララーメンを注文する。店内はラーメンの美味しい香りに満たされていて、俺様の腹が鳴る鳴る法隆寺だぁ。
カウンターを見ると、大将がバイトに何やら文句を言っている。今日は機嫌の悪い日なんだな。ちゃっちゃと食べて帰ろう。この店は味は良いし、値段も手ごろで重宝しているのだが、大将がネックだ。
威圧的だし、「文句があんなら帰んな」って感じで、愛想が悪い。ラーメン屋の店主に愛嬌は求めないけど、普通に自然にして欲しいな。そういえばさっき表で犬が散歩してたっけ・・・そうだ!もし大将が犬と入れ代わったら・・・?
ふと思いついた店主犬妄想、これ、すごく良いんじゃないの?同じ頑固でも、犬なら可愛いじゃない。それに犬だったら抜群の嗅覚で究極のラーメンをつくってくれそうだ。
ひと嗅ぎして「この鶏ガラ、さばいて3日は経ってるだろ、ウチはその日さばいたものしか使わねんだっ」なんて仕入れに(うなり声で)文句言ったりして。
とにかく肉に対するこだわりは尋常じゃないぞ。スープの鶏
コメント