素人よりもよっぽど演技力がある動物、犬
犬と猫。この2種類の動物が現在、世界における飼育頭数の上位を占めている。日本では何年か前に猫の飼育数が上回ったが、いまだに犬と暮らす人はかなり多いし、今後も減ることはないはず。
その犬と猫、いろんな違いはあるけれど、個人的に「これは犬にしかできないよな」と思えるポイントがある。それが演技をする、という特徴だ。
猫はそもそも気まぐれで、イタズラをしたとしても別に飼い主の反応を屁とも思わない。たとえ怒られても「あ!?」って逆切れするのがオチだ。しかし犬は、猫よりももっと社会性に適応してきた生き物なので、ヘマをすればそれを誤魔化そうとするし、イタズラをしたことがバレないように装う知恵を持つ。他にも、猫では到底できないような演技を披露することも。
今回は、そんな犬たちの素晴らしい演技力についての実例を紹介していきたい。
飼い主に構ってほしくて仮病を…
よく知られている犬の高い知能を示す行動として、“仮病”がある。人と同じく、犬も体調不良を装うことがあるというのだ。
もうこの時点で非常に頭がいい動物だということが良く分かる。
たとえばある犬の場合、わざと足を引きずる仕草を見せるのだという。それで飼い主が心配して構っていると、いつの間にかすんなり歩いている。ほどなくすると、また足を引きずる。そこで飼い主は本格的に心配をして獣医師に診てもらったが異常なし
コメント