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犬が死んで10年が経ち、また犬を飼うべき時がきた

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ペットニュース
虹の橋を渡る日まで
大好きなうちの子が虹の橋を渡ってしまってもう10年が経つ。本当に時が経つのは早くて、もう犬がいない毎日に慣れてしまった。
うちのマンションはペット可なので、時々エレベーターやエントランスでかわいい子に出会う。何階の人かわからないけれど、最近よくかわいいキャバリア君に会う。
一度、ドラッグストアでもらった犬用ガムを飼い主さんにあげたら、とても喜んでくれた。キャバリア君は私が何か美味しいものをくれる人だと認識しているらしい。お散歩の後、エントランスで私に会うのを待っている。
私は毎日ポストを確認するために、6時ごろ、一階ホールに降りていく。そこへキャバ君が「きたね!」と迎えてくれる。なんてかわいい子なの!
なでていると飼い主の女性は「すみませんね、お洋服に毛がついちゃって」と恐縮している。
「うちの亡くなったゴールデンはもっとすごかったですから」と言ったら喜んで、
「あら!、私も子供の頃、ゴールデン飼ってたんですよ!すごく毛が抜けるんですよねー」
なんて、盛り上がる。
その間、かわいいキャバリアが「もっとさわってー」としっぽを振ってくれる。
キャバリアの毛並みはつるっとしていて、しなやかだ。犬の体温が手のひらから伝わってきて、なでているうちに、も胸が締め付けられるような気がしてきて、涙を必死でこらえてしまった。
たくさんなでられ、いっぱいキスしたキャバ君は、満足

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