子猫を拾う夢を見た翌日、実際に…
5月の下旬、散歩中に子猫を拾ってしまう夢を見た。夢であってもこういうときは焦るもので、起きたときはホッとしてしまった。
そしてそれから数日も経たないつい先日、これが正夢になってしまったのである。
そろそろ生き物も屋外で活発に動くようになる。毎年恒例、河川敷での魚採りを一人ぼっちで楽しむことにした。
ちょうど近所に、モロコやフナ、ハゼが採れる川があるのだ。川沿いには草がボーボーだったけど、これを漕ぎながら水際までたどり着く。目を凝らすと水面近くに小魚が群れを成していたし、小さいがテナガエビも確認できた。早速捕まえようとしたそのとき、近くから子猫の鳴き声がすることに気が付いた。その場から動かずに辺りを見回していると、数分しないうちに草むらから出てきたのは1頭の三毛猫だった。
生後2か月ぐらいに見えたその子猫は、目も綺麗で毛並みも良かったが、ちょっと痩せているように見えた。捕まえるのは簡単だったので抱きかかえて、とりあえず歩道に戻ることにした。
「捕まえたはいいけど、母猫もいるかも」と悩んだところに救いの手
とりあえず抱きかかえたはいいものの、連れて帰るのはちょっと個人的には冒険だった。うちには3頭の猫がいるが、うち1頭がものすごくよそ者嫌いで、意地悪をする可能性が高かったからだ。そうしているうちに母猫がやってきて取り返そうとしてくれても良かったが、迎
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