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知ってるようで意外と知らない!「牧羊犬」の歴史と役割

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ペットニュース
どれぐらい知ってますか?牧羊犬のこと
牧羊犬。その肩書きを目にすれば「ああ、牧場で活躍してる犬ね」と納得する人は非常に多いはず。しかし、じゃあ具体的に牧羊犬っていつ生まれて、どういうことが出来るのか? という話になると意外と説明に窮するもの。
なにせ日本には牧羊犬文化ってそんなに浸透していない。僕だって千葉のマザー牧場ぐらいでしか、実際に仕事をしている牧羊犬を見たことがない。
牧羊犬として品種改良されて生み出されたワンちゃんはよく見かけるけど、実際に牧羊犬が牧羊犬たる理由も歴史も、日本ではなかなか知るチャンスがないのだ。そこで今回は、ちょっとだけこれについての話をしていきたい。
このコラムを読むことで、牧羊犬の何たるかが、きっと3割ぐらいは理解できるようになる……はず!
放羊犬は紀元前4300年頃には誕生していた!
牧羊犬がいつ発祥したのか。つまり人がワンちゃんに家畜の管理を手伝ってもらうようになったのはいつからなのか。
これについては、驚くべきことに紀元前4300年頃、古代エジプトの地層から牧羊犬とおぼしき犬の骨が出土している。つまりもう6000年以上前には、彼らは存在していたということになる。
そしてその起源は恐らくイランにあると考えられており、紀元前4300年よりもう少し前には、既に牧羊犬は仕事をしていたということになる。
この頃の牧羊犬は、今ほど洗練された役目はあたえられ

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