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最後の姿を撮っておくべきだった。老猫が最後に渡る「虹の橋」

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ペットニュース
虹の橋を渡る日まで
ここ1年ほど、フィルムカメラにハマっている。父から譲ってもらった古いPENTAXをぶら下げて、休日はお気に入りの場所に出かけている。
今は引っ越してしまったが、昔私たち一家が住んでいた場所のすぐ近くに商店街があり、顔見知りも多く、今でもよく訪ねている。そこは人通りも多く活気もあるが、猫も多い。私はその猫たちをよく撮っている。
商店街のみんなから「おばあちゃん」と呼ばれる猫がいる。私や妹が小学生の頃、よく髪を切ってもらった理髪店の前のベンチが定位置で、ほぼ一日中そこで日向ぼっこをしている。
元々野良だったのが居着いてしまったそうで、理髪店の裏の物置を寝床と決めてしまったらしい。そこの奥さんがお世話をしているのだが、当時から今まで鈴を貰う(飼う)気は無かったそうだ。
そんな話を散髪の最中に聞かされていたから、今のおばあちゃんはかなりの年寄り猫のはずだ。
ある日、その商店街を訪ねたら、珍しくおばあちゃんが歩いているのに出くわした。
もしかしたら良いシーンが撮れるかな、と何となく後を付いていった。お歳のせいかヨタヨタとしていたが、ひたすら歩いていた。途中、何度か商店街の人たちから声をかけられていたが、一切構うこともなく、歩き続けていた。
やがて商店街の端まで来ても、振り返ることもなく、やはりヨタヨタと歩く。
この辺りでようやくただ事じゃない、と気付いたが、とりあえず

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