ストレスと向き合い、緩和させることが健康を保つことにつながる
猫は人と同様ストレスを感じる生き物です。たとえ家の中で暮らしている猫もさまざまな要因でストレスを感じ、ときにストレスで健康を損なうこともあります。今回は、猫がストレスを抱えているときどんな行動を起こすか、そのストレスをどのように緩和すればよいか考えてみたいと思います。
ストレスで起こる行動や体の変化
極度に隠れたり、攻撃的になったり、奇声をあげたり、リターボックス以外で粗相をしたり、過度にグルーミングをしたり、足を噛んだり、OCD(強迫性障害)など猫のストレスサインはさまざまあります。
「わかりやすい身体症状には、血尿や尿が少なくなったり、下痢、嘔吐、食欲不振、体重の増加や減少が見られます。また、ストレスは免疫性機能障害の原因のひとつになることもあります」と獣医のジャン先生は言います。
ファーストステップは獣医に相談
身体的変化で血尿が出た場合、それがストレスによって引き起こされているのか、もしくは膀胱や肝臓の病気からきているのかわからないため、何か変化がある場合はまず獣医に相談し、ストレス性の症状かどうか診断してもらいましょう。
もし、ストレス性の場合、原因となる要因は…
1.退屈すぎる
猫は狩猟に適した身体の持ち主のため、退屈すぎるのもストレスになることがあります。外で暮らす猫の場合は、いろいろな刺激や狩りがで
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