愛犬の耳掃除、やりすぎも良くない?
だいぶ前に、地元で懸賞金のついた迷い犬を友人と2人で探しまくって保護したと思ったら、そっくりな野良犬だったということがあった。この野良犬の耳の中に、目視できるだけで結構な赤い傷のようなものがあったことをおぼえている。
まだその当時は野良犬も少ないながらもいたし、タヌキも多かったのでケンカによる傷跡か、あるいはダニの咬んだ痕跡か何かだと予想していた。ところが先日、知り合いの愛犬の耳に、同じような赤い傷のようなものが見えたので「これどうしたの?」と質問をした。
すると知り合いは「耳掃除を頻繁にしてるんだけど、そのせいかも」と答えた。なんでも、耳掃除をやりすぎたことで愛犬が自分の耳を気にするようになり、自分でも脚で掻く頻度が高くなって、それで赤い傷ができるようになったという。
とりあえず知人には、病院での診察をオススメしておいたが、今日はワンちゃんの耳掃除をする上での、やりすぎた際のリスクについての話をしていきたい。
愛犬の耳から変な匂いや耳垢。それって外耳炎かも…
愛犬の耳に関するトラブル自体は割と多くあるもので、耳疥癬症や耳血腫などが知られている。中でも一番メジャーなのが外耳炎。
人間も外耳炎を発症することがあるが臭いのきつい耳垢が溜まりやすくなり、かゆみも伴うこの症状は犬にとっても苦痛。耳が痒いので必死で後ろ脚を使い、自分の耳を掻くうちに耳を傷
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