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誰からも好かれたけど、誰からも愛されなかった三毛猫

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猫の餌やり行為は誰のためにもならない自己満足行為…
別に飼い主はいないけど、存在することを認知され、なおかつ名前もあたえられて、人間の気まぐれでご飯をもらっているという野良猫。こういう猫は日本中に多数いる。
昔は猫を外飼いする傾向も高かったので、そういう意味で外で見かける猫が野良だろうと飼い猫だろうと、あまり区別はせずに接していた節がある。僕自身、かつては野良猫に餌をあげて、さもそれが猫のためになることだと思い込んでいたし。
実際には避妊・去勢もしていない猫に餌をあたえれば、飼い主もいない猫をもっと増やすことになるわけで、猫にとっても地域にとっても大迷惑行為。それを知ったときは、大変な後悔に苛まれたものだ。
かつての僕はただの猫好きだから、つい餌付けをしていた過去があったが、そんなのは本当に猫を愛している人ならしない行為。実際に猫をちゃんと飼うようになった今では、そう断言できる。餌やりだけでしか猫と関与しない人というのは、何よりも猫に対して不誠実である。
今日は、かつての僕が身勝手に餌やりをしていた、三毛猫のミーの話をしていきたい。
みんなから認知され、好かれていた三毛猫のミー
「みんなが餌付けをしてるから、じゃあ自分も…」そう思って猫に餌付けをする人というのはいる。以前、一人暮らしをしていたアパートの周りにも、そういう人たちに好かれている猫がいた。
三毛猫で、何人かはミーと呼ん

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