この物語は、ここ30年でノラ出身のネコを12匹保護し、一緒に生活し、ついに全員を看取ったと思ったら、今また一匹のネコと暮らしている中年男の喜怒哀楽に満ちた日常の回顧録である。
ミー(仮名)がきた! 第29回“人”
ミー(オス/推定5才)がとにかく女房ベッタリという話は、書いている自分でも飽きるくらい書いてきた。寝る時も必ず女房の枕元で一緒に寝るということもすでに書いた。だが、最近その一緒に寝る寝方といいますか寝姿がさらに進化した!
今年の秋の中盤あたりから、寒くなってきたこともあるのか、圧倒的に進化した。もうネコとして新しいステージに入ったといってもいいかもしれない。今までは寝姿もネコらしかった。女房と一緒に寝るといっても、枕元でネコらしく丸くなって寝ていた。
ところが今は違う。丸くなりなんぞしない!体はまっすぐピンと伸ばした状態と女房と同じ布団に入り、顔だけは布団から出して、普通の人間のように女房と並んで寝ている。ようするに添い寝である。もうどんな状態か写真見ていただきたい。
「たまたまこんな風に寝てた時があるんでしょ?」そう思う人もいるだろうから、全然別の日に撮った写真も見ていただきたい。
また別の日である。
そしてまた別の日である。
あまりにもネコ離れしているというか、人間チックなんで、時々気付くとスマホで撮るようにしていたのだ。ウチで過去に暮らしていた10を超えるネ
コメント