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ケンネルコフのコフテストって何?【兵藤哲夫の徒然日記】

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ケンネルコフのコフテストって何?【兵藤哲夫の徒然日記】
コロナ禍で、電車やお店でセキをする時はちょっと抵抗を感じてしまいます。逆に激しくセキ込んでいる人も気になってしまいますね。セキは肺や気管などの呼吸器官を守るために、外から入ってきた異物を気道から取り除こうとする自然な反応です。人だけでなく犬や猫、馬もセキをします。
特にまだ免疫力が十分でない子犬がセキをする病気のひとつに、ケンネルコフ(犬伝染性気管気管支炎)があります。セキが主な症状である、感染性の気管および気管支の炎症です。
病原体はいくつかありますが、イヌアデノウイルス2型、犬パラインフルエンザウイルス、犬ヘルペスウイルス、Bordetella bronchiseptica(気管支敗血症菌)、マイコプラズマなどの病原体が単独か、複合感染して病気を引き起こします。
喉を触るコフテストで分かる場合も
ケンネルコフになると、短くて乾いたセキをするようになります。かかった犬の気管を触診すると、セキが出てくるので飼い主さんでもわかる場合があります。これは「コフテスト」と呼ばれるものですが、触り方にもコツがあるので、まずはかかりつけの動物病院で相談してみてくださいね。
もし、お迎えした子がケンネルコフであった場合、肺炎を引き起こすこともあるので、ともかく子犬がセキをしたら、早めに病院へ行かれることを強く推奨しておきます。
このケン

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