どんなときでも屋外には猫たちがいる
このところ、本当に寒くなってきた。滋賀県で雪国レベルの積雪が確認されたこともあるし、本当に寒さが一段と増している。
こうなると心配になるのが、屋外に暮らす猫たちのことだ。猫はもともと外来種。日本の野生動物たちと違って、この国の冬を効率的にやり過ごす術も持たない。冬眠もしないし、暖かい地域へ南下することもできない。
まさに無防備に近い状況で暮らしているとも言える。
そんな猫たちの様子が気になり、12月26日に千葉県の某地域猫コミュニティに足を運んだ。今日はそのときの話をしていきたい。
寒い中の貴重な晴れ間を存分に活用する地域猫たち
この日は朝方に一雨来たものの、午前7時頃には晴れて太陽が顔を出していた。そのため、猫たちは日差しに誘われてチラホラ敷地内で日向ぼっこを満喫していた。
貴重な日差しを、体中で浴びてエネルギーを蓄えている。そんなふうに見えた。
中には耳カットされていない、あまり見かけない猫もいたので、もしかすると流れ着いたか、捨てられたばかりの個体だったのかもしれない。そういう猫が混ざっていても古参の地域猫たちは特に争わず、せいぜい唸り声で威嚇する程度のもの。寒すぎてそれどころではないって状況だったのだろう。
この日は喧嘩をしている猫も見ることはなく、基本的にはみんな、寒いから体温をキープするのに専念しているという印象だった。
ぬくもりあ
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