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「可愛い」の残酷な裏側。犬猫の殺処分について向き合う『奴隷になった犬、そして猫』

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ペットニュース
犬猫の殺処分について向き合う「奴隷になった犬、そして猫」
減ったとはいえ、いまだにおよそ3万匹(2020年度、負傷動物を含む)もの犬猫が全国で殺処分されています。ペット業界の光と闇を丁寧に取材し、まとめたノンフィクションが発刊しました。「奴隷になった犬、そして猫」(朝日新聞出版発刊、太田匡彦著、定価1500円+税)です。
本書では猫ブームの裏側、生体販売の問題点、業界団体や政治家の動き、「改正動物愛護法」成立の舞台裏などが紹介されています。
猫は照明を1日12時間以上あてると、年3回は産める。子猫は死ぬと冷凍庫に保管された、など、愛猫家にとっては背筋が凍るような言葉が飛び出して切なくなります。「かわいい」だけでは済まされない現状に、しっかり向き合う必要があることを教えてくれる一冊です。
今回は著者の朝日新聞記者、太田匡彦さんに文章でインタビューをお願いしました。太田記者、よろしくお願いします。
取引申請書を調べる地道な取材からスタート
――新刊書は本文409ページに法律の条文33ページが加わった大作です。太田記者が最初にペット問題に取り組むようになったきっかけを教えてください。
太田記者 両親ともに獣医師免許を持っていて、子どもの頃から犬はもちろん、ウズラ、ハムスター、モルモットなど常になんらかの動物に囲まれて育ちました。大人になり、新聞記者という職業に就いてからは、全国の自治体

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