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縁起の良い動物「犬」。その性質がモチーフとなって親しまれてきた犬張り子

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ペットニュース
犬は昔から縁起物!そんな犬にあやかった、かわいい犬張り子
今年は寅年。その虎と言えば、日本に生息していないものの古くから認知されてきた動物。特に虎の張り子は、端午の節句や八朔のお祭りなどで飾られてきた、由緒ある置物である。
ことわざでも、見た目ばかり威勢が良くて中身はてんで弱い人のことを「張り子の虎」と言うが、たとえ張り子であっても虎の勇猛さは、外見上は保たれているわけだ。
一方で張り子としてのモチーフに選ばれがちなのが、犬。ワンちゃんである。犬は昔から縁起のいい動物とみなされてきたので、張り子で模して、人々も大切にしてきたという歴史がある。今日はちょっと、その古い歴史の話をちょっとだけさせていただきたい。
犬は多産、しかも子犬は快活。そういうイメージが昔は大いに重宝されて…
犬という動物は、大昔から日本でも人間と一緒に生活してきた。人々の集落に犬もいるということは多かったし、狩りのお供としても人間以上に活躍をしてきた相棒である。
そんな犬は基本的に多産で、一度に子犬を数頭産む。そして子犬たちは快活に暴れ回り、長時間遊んでも疲れ知らず。そういう姿を見てきた昔の人たちは、いつからか犬を縁起物と考えるようになった。
昔の人は今ほど栄養状態も良くなかったし、平均寿命も短かった。子供が生まれて数年で落命してしまうということも今よりかなり多かったため、そのような悲劇を防ぐために、快活な子

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