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ミーは、隠れ身の術を習得しているに違いない

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ペットニュース
この物語は、ここ30年でノラ出身のネコを12匹保護し、一緒に生活し、ついに全員を看取ったと思ったら、今また一匹のネコと暮らしている中年男の喜怒哀楽に満ちた日常の回顧録である。
ミー(仮名)がきた! 第34回“消”
ウチは過去にネコが外に脱走し行方不明となるも、その後に発見&保護という騒動を2回もやっている。その時の脱走から保護の間の数日間は、本当にどん底に突き落とされたかのような不安で死にそうな日々でして、いや〜もうあんな精神状態には二度となりたくない。とかいって2回もやらかしてるワケで、返す言葉もない反省だらけなんですか、そんなワケでネコの脱走に関してはとにかくデリケートに注意しているつもりである。ところが!!
つい先日、オレとミーが二人で家にいる時のこと。わずか20分くらい前までリビングをウロウロしてたハズのミーの姿が見えない。「ミー、どこいった?」気になって探してだす。定位置のソファの下のホットマットにはいない。時々いるベットの上にもいない。もっと時々しかいない、そのベッドのフトンの中にもいない。「ミー!」
さっきの「ミー、どこいった?」の2倍くらいの大きな声をだして家中を探し出す。最近、オレが仕事しているとうれしいことに時々入ってくる仕事部屋にもいない。洗面所にもいない。
風呂場は?まぁ風呂場のドアは閉めてあるんで、そんな中に入るワケはないんだけれど一応チェックするとやっば

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