晴れの日はhappy、雨の日はどんより。なんで?
猫って、日向ぼっこが大好きですよね。わが家の猫も、1日中日光を追いかけて家の中を移動しています。
午前中は、東向きのリビングの窓辺。
午後は、西向きの寝室のベッドの上。
お日さまさえ当たっていれば本当にご機嫌で、幸せそうにうたた寝をしています。
ところが天気が悪く、お日さまがささない日はものすごく不機嫌。しょんぼり窓の外を眺めていたり、退屈そうに寄ってきたり…。でもわが家の猫は完全室内飼いで、天気なんて関係ないはず。年中エアコンのきいた快適な部屋にいるのに、なぜ外の天気でこんなに気分が左右されるんでしょう?
猫が日向ぼっこを好むのは、祖先が暑い地域で暮らす小動物だったから
猫の祖先であるリビアヤマネコは、半砂漠地帯で暮らしていた小動物です。もともと気温の高い環境で生きていたので、その子孫である現代のイエネコたちも、陽だまりのような暖かい場所を本能的に好み、落ち着くのだろうと考えられています。
また日向ぼっこは単なる趣味や嗜好ではなく、猫の健康とも直結しています。適度な紫外線は皮膚の殺菌になりますし、被毛にこもった水分を蒸発させて細菌の繁殖を防ぎ、皮膚病の予防になります(亀が甲羅干しを好むのも、同じ理由です)。猫がこうした予防効果を自覚していることはないと思いますが、太陽の光を浴びることにはこうした理由による本能的な気持ちよさ
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