猫にとっての真夏の気温レッドラインは何度なのか?知っておきたい危険水域
毎年、日本の夏はペットの動物たちにとっては過酷な状況を招くもの。
犬や猫たちにとって、高温多湿な真夏というのは被毛に覆われている彼らの体力を暑さと湿気でじわじわ削っていく。
幸いにも室内環境だけに目を向ければ、エアコンを設置さえしていれば気温も湿度もある程度は理想の数字に落ち着かせることはできる。
しかし、しばしばエアコンを使うのがもったいないのか、扇風機で粘っている飼い主さんを見ることもある。
逆にエアコンをフル活用してしまい、猫が寒さに震えてしまっているというケースも散見されるところだ。
今回は、夏場の猫たちが快適に過ごせる気温・湿度について。
そして猫にとっては適切でない気温と環境について説明をしていきたい。
あわせて、そういう適切でない環境での生活を強いられる、飼い主のいない猫たちの実情についても、僕が知っている限りの話もしていく所存である。
夏場に限らず単純な高気温には割と強い!それが猫
猫というのは、ご存知の方も多いように単純な高気温にはある程度の耐性がある動物だ。
元々紀元前からエジプトでも愛玩されていたように、イエネコという品種は気温が高い環境でもそれなりにやり過ごすぐらいの強さを持った動物。
ただし、それでも無敵と呼べるほど暑さに強いわけでもない。
実際、健康面に影響をおよぼさない気温となる
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