改正動物愛護法、いよいよ施行!動物を取り巻く環境がどう改善する?
令和元年6月19日に、動物の愛護及び管理に関する法律等の一部を改正する法律の施行が公布となった。
この法律の一部改正については“改正動物愛護法”と呼ばれて認知が進んできたところであるが、その改正法の一部が今年の6月1日から適用開始となった。
施行がスタートしたばかりの改正動物愛護法について、今回はその一部。
私たち一般のペットの飼い主にも関連性の高いものが具体的にどう変化したのかについて、簡単に説明をしていきたい。
実績のある人物のみ、今後は動物取扱責任者になれる!
6月1日に施行となった今回の改正動物愛護法の中にあって、まず触れておくべきなのが動物取扱責任者の定義の変更である。
これまで動物取扱責任者とはペットの販売、動物の保管や貸し出し、訓練などを取り扱う職業の実務経験がある、あるいは専門の教育機関を卒業している、もしくは該当の資格を有しているかが要件となっていた。
このため、実務経験ががなくても学歴や資格によっては動物取扱責任者としての立場を全うすることができた。
これが今回の改正以降は少し変化する。
公益社団法人の日本愛玩動物協会の公式ウェブサイト上でのこの点についての説明を一部引用の元、紹介させていただく。
「これまでは実務経験がなくても動物取扱責任者になれましたが、今後は、動物関係の資格があったり、学校
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