山に捨てられた三つ子の仔猫に温かい家族ができた話
少し乱暴な言葉かもしれませんが、「生き物を捨てる」のは「殺す」のと変わらないと思っています。それが生後間もない命であれば、母親なしで生きられないとわかっていて放り出すのだからなおさらです。
今回は、ダンボールに入れて山に捨てられていた三つ子の仔猫のお話。偶然の出会いから命が繋がり、家族ができた幸運な三つ子ちゃんについて、インスタグラムの投稿者であるpantorochiroruさんに伺ったお話とともにご紹介していきます。
山に捨てられていた三つ子
今回の主役、三つ子猫の名前はサバトラの「まる」ちゃん、ハチワレの「しらたま」くん、白ブチの「ルチア」くんです。
今ではすっかり仔猫らしい無邪気さを見せてくれている彼らですが、保護当時は全く違う姿でした。
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6月某日、三つ子ちゃんを発見したのはpantorochiroruさんのお養父様でした。山の中でダンボールに入れ捨てられていたのを見つけ、あまりにかわいそうでその場を立ち去ることができず連れ帰ったのだそう。
すでに3匹の愛猫を飼われているpantorochiroruさんは、お養父様から連絡を受け、里親になってくれそうな知人を頭に思い浮かべながら旦那さんと共に三つ子ちゃんのもとへ向かいました。
顔を合わせた瞬間にシャーシャー言い、人間を睨みながら威嚇し続けている3匹。それを見て、
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