脱走45日後に発見された猫<前編>
猫関連のツイッターを巡ると、「迷子猫」についての投稿を必ずと言っていいほど見かけます。道端の電柱や動物病院の掲示板にチラシが張ってあることもありますよね。
今回ご紹介するのは、脱走して45日後に発見され、その2日後に虹の橋を渡ったある飼い猫と飼い主さんのお話です。
決してハッピーと言い切れる結果ではないかもしれませんが、その具体的な捜索手段やプロのアドバイスなどは、ぜひ多くの方に知っておいていただきたいと思えるものばかりでした。
「少しでも迷子猫を探している方の手助けになれば」と言ってくださった飼い主Iさんのご協力により、迷子猫発見までの詳細を前・中・後編に分けてお伝えしていきます。
ほたるちゃんがいなくなって
ー6月6日 子供と帰宅したときに、玄関の扉から足元をすり抜けて脱走させてしまいました。ほたるは完全室内飼いですがもともと玄関や窓から外に出たがる子で、その時外に出たのが5回目くらい。
いつもなら数時間、長くても翌朝には帰ってきていたので、ドアを開けて帰れるようにしていましたがその日戻りませんでした。今思えば、外に出るたびに少しずつ帰ってこない時間は長くなっていた気がします。ー
ある日、玄関のドアを開けた拍子に外に飛び出してしまったほたるちゃん。これまで同じようなことがあっても無事に帰ってきていたため、この時点でご家族はさほど深刻に感じて
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