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猫バカが残念な気持ちになってしまう映画3選

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ペットニュース
本気の猫映画レビューvol.7
最近は映画でも、意味なく猫が出てくることが多いと思いませんか?「猫さえ出せば喜ぶと思って」と憤りつつ、可愛い猫だとうかうか大喜びしてしまうのが猫バカです。でも世の中には“名作”といわれながらも、そんな猫バカの気持ちを逆なでし、微妙な気持ちにさせてしまう映画も少なくありません。
たとえオードリーでも、猫を濡らすのだけは許せない!…「ティファニーで朝食を」
「ティファニーで朝食を」といえば、オードリー・ヘップバーンの代表作のひとつで、名作中の名作として知られています。高級アパートでオードリー演じるホリーと暮らす名無しの猫(キャット)は、お利口で社交家。玄関のブザーが鳴ってもアイマスクを付けたまま熟睡するホリーを起こし、どんちゃん騒ぎのパーティーではお客の肩に乗ってグラスのカクテルをなめたりして、愛嬌をふりまきます。
でもこのホリー、(いろいろ事情はあっても)猫と暮らすにはあまりにも情緒不安定。婚約破棄などの傷心が重なり自暴自棄になると、なんと猫をタクシーの中から追い払ってしまうのです。その後、自責の念にかられ、雨の中を泣きながら猫を探し回るホリー。やがてずぶ濡れの猫が姿を現すと、ホリーは「キャット!キャット!」と呼びながら、猫を抱きかかえ、猫探しを見守った作家と固い抱擁をかわします。映画史に残る美しいラブシーンのひとつですが、猫バカが見て思うことは同じで

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