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獣医さんに聞く。なぜ猫にとって大切な栄養素に「水」が含まれるのか?

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ペットニュース
なぜ猫にとって大切な栄養素に「水」が含まれるのか?【兵藤哲夫の徒然日記】
これから寒くなると冷たい水を嫌がって、飲水量が減ってしまうネコちゃんがいます。猫の死因のナンバーワンでもある腎臓病の引き金になってしまうので、お水はたっぷり与えてあげたいものですね。
水は6大栄養素のひとつ
この水ですが、猫にとって必要な栄養素の中に含まれます。人間とおなじく猫が必要な「六大栄養素」と呼ばれるものがあり、炭水化物・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル・水となっています。
「水なんてカロリーゼロなのに、なぜ?」と思われる人も多いかもしれませんが、水は身体の大部分を構成している栄養素のひとつで、身体の中の代謝反応や物質の輸送に「必要不可欠」なのです。したがって、猫にとって水はとても大切な栄養素として位置づけられています。
炭水化物やビタミンが身体から50%以上失われても命に影響はありませんが、体内の水分を15%以上失うと命の危険があります。水はネコちゃんにとっても、とても重要な栄養素のひとつなのです。
猫はもともと砂漠の生き物で、水分の少ない地域で命を繋いできた歴史があります。少ない水を体内で有効に使うために、尿を濃縮して排泄する身体の仕組みになっています。そのために、腎臓に負担がかかりやすく、猫の死亡原因のトップが腎臓病になってしまうのです。
好きなタイプの水飲みを見つけよう
水分を積極的に摂

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