現代で長寿は称賛されるが、一昔前は違った…
先日、布団に入って「寒いなぁ~寒いなぁ~。みんなこっちに集まってほしいなぁ~」って震えていると、飼い猫たちが集まってきて、密着して暖めてくれた。
まるで僕の言葉が分かっているかのようで、驚いた。
猫と一緒に寝ることほど、幸せなことはない。
が、ここまでピンポイントにこっちの要望が通じると、人によっては「怖い!」と感じるかもしれない(笑)。
実際、猫は昔からミステリアスな生き物の代名詞。
古くは魔女狩りのせいで酷い目に遭ってきたし、黒猫に対しての誹謗中傷などは未だに各地で蔓延している。黒猫、人馴れしやすくてかわいいのに……。
我が国においても、猫はしばしば妖怪変化の類として認識されてきた。
その昔、長生きした猫が知恵をつけて化け猫になるとささやかれていたものだが、今回はその知恵をつける基準についての話をしよう。
実はその基準というのが、今となってはかなりハードルが低いのだ。
「え?それだけで化け猫に?」現代人にとっては衝撃の変化基準
化け猫伝承は日本中に存在するが、現代の観点で見ると、その定義は割と緩かったりする。
というのも、化け猫になる基準というのが大まかに書くと非常に現代の飼育環境にとっては、あまり難しくないのである。
昔から「長生きし過ぎた猫は悪知恵をつけ、化け猫になる」という言い伝えがあった。
この長生きという部分。
コメント