「迎えるなら保護猫」派が、どんどん増えている!
最近読んだ4コマ漫画で、「猫好き同志なので話が合いそう」とお見合いをセッティングされたものの、片方がペットショップ派、片方が保護猫派で、全く話が弾まなかった、というオチがありました。この話、猫飼いなら深く納得するのではないでしょうか。わが家は「猫ならどんな猫でもかわいい」と思うので保護猫派ですが、理想の猫と暮らしたい!と強く思う人もいますよね。
でもこのマンガ、20年前なら意味が分からなかったかも…。「保護猫」という選択肢がメジャーになったのは、ここ10年くらいのことなのです。
上のグラフは、全国の保護施設に保護され、その後、飼い主の元に戻ったり、里親に譲渡されたりした犬猫のデータです。犬の場合、おおむね2万頭台で推移していますが、猫の場合、平成6年(1994年)に1,600頭程度だったのが、平成30年(2018年)には2万5千頭以上に増えています。
数年前、縁あってわが家に迎えた猫は2代とも保護猫。初代猫は「猫を飼いたい」と言ったら、近所の保護活動をしている方を紹介され、2代目はネットの里親募集サイトで巡り合いました。
現在は、「迎えるなら保護猫!」と決めていても、選択肢がいろいろあって迷う人も多いのではないでしょうか。譲渡会や保護猫カフェを取材させていただく機会が何度かあり、その中で私が感じたのは「初心者なら譲渡会、相性を重視す
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