ペットの終末期、“食べたいものを好きなだけ”も愛情か?
先日、国内でも犬用のヴィーガンフードが発売されていることを知った。
「いろんなものがあるなぁ」という面持ちである。
もちろん、犬や猫は雑食性の動物なので、そればかりあたえるのは健康面でもご法度。
しかしおやつ程度に、嗜好性があるのではればちょっとだけあたえてみてもいいのかもしれない。
色んなものを食べ比べてもらうのも、大事なことだし。
もっとも、犬猫と暮らす上では基本的に、食べてはいけないものをペットから遠ざけなければならない。
人の食べているものは犬猫にとっては有害なものも多い。
かつて。
それこそ平成初期ぐらいまではそこに無頓着な飼い主ばかりで、犬猫に残飯やいわゆる猫まんまをあたえていたために、寿命が今よりも数年短いってのが普通だった。
犬も猫も10年生きれば大したものと思われる時代が、ほんの四半世紀ちょい前まであったのだ。
ペットは、食べるものに関して我慢尽くし!
まずはじめに断っておくと、このコラムはペットに対して「好きなものをいっぱいあげていい」という趣旨の話ではない。
健康で長生きするためには、食生活がその根幹。
影響バランスを高い水準で満たしてくれるフードを食べてもらってこそ、日々の安心な生活がある。
我が家の話になるが、ウチの猫の中に海苔を見るだけで興奮して駆け寄ってくる個体がいる。
手を伸ばして食べようとす
コメント