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肉球には私を救ってくれるパワーがある

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ペットニュース
虹の橋を渡る日まで
眠っている柴太郎君の手をそっと顔に近づけて、肉球の甘い香りを思う存分胸の中に取り込む。おいしい香りが鼻から身体と心を満たして、脳内から幸せ物質が爆出する。こんなに可愛い柴犬の匂いを嗅げる私は世界一の幸せ者だ!
柴太郎君を起こさないようにそっと手を放すけど、だいたいすぐに気づかれて遊ぼうモードになってしまう。真っ黒な目をキラキラさせて、巻尾をプリプリさせて誘ってくる。もちろん、匂いを嗅がせてもらったお礼に、たっぷりボール遊びに付き合う。廊下の隅までテニスボールを投げると、嬉しそうにすっ飛んで行く。
「犬の可愛いさ」については、たくさんの人が書いているけど、私は肉球の香りが一番だと、ひそかに思っている。黒い瞳やつやつやのお鼻、可愛いしぐさもたまらない。柴犬特有の丸く巻いた尾も最高だ。でも、肉球の香ばしいような、甘く懐かしい香りは、他にない。
柴太郎君の肉球の匂いは、いろいろな場面でそれぞれ違う。基本は甘い麦のような香ばしい香りがベースになっている。夏はそれにちょっと脂っぽい香りがプラスされることがある。雪の日は記憶を掘り起こしてくれるような、懐かしい香りがする。
わが家は母が犬好きだったので、いろいろな犬たちと暮らしてきた。物心ついた時から一緒にいたマルチーズの肉球はもっと焦げ臭い香りだった。次のシェルティは乾燥したバジルの香りがしていて、シーズーはもっと甘った

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