身も心もあたたかくしてくれるもの
猫と暮らす者には、冬に最高のプレゼントをもたらすこともある。そう、寒い夜に、飼い猫が一緒に布団に入って寝てくれるのだ!
もちろんすべての猫がそこまでのサービス精神を見せるわけでもない。暑がりな猫は布団に入らずに自分の寝床で休むし、落ち着きがない猫は布団に入ってもすぐにマッハで飛び出す。このとき静電気が発生して痛い……。が、中には布団に潜り込み、飼い主にべったりひっついて寝てくれる猫もいる。ありがたいことに、我が家にもそんな猫がいる。
一緒に寝ることの幸せ…
もちろん猫は気まぐれなので、あまり寒くない夜などは基本的に自分の寝床で眠っている。ただ、ふとした拍子に寝ている僕のそばに来て、前脚で布団をめくって入ろうとする猫がいるのだ。
このとき布団を少しめくってあげると、そのまま「スススッ」と中に入って、そのまましばらくすると「ドスッ」とこっちに倒れ込んで体重をかけてくる。この瞬間はとても幸せだ。
ウチではもっぱら僕が仰向けに寝ていると、右側に猫が入ってきて眠ってくれる。ちょうど腕枕状態で寝ることも多く、そういうときに空いている手で猫を撫でると、ゴロゴロと気持ちよさそうに喉を鳴らしてくれる。そのゴロゴロ音がイイ感じに眠気を誘い、「そろそろ起きようかな」と思っていてもいつの間にかまた僕も眠ってしまうのだ。
ごくまれに、左側にも別の猫が入り込み、丸くなって
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