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犬の顔をしたアステカの神ショロトル、その性質に見るケルベロスとの類似点

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ペットニュース
つい声に出して言いたくなる「ショロトル」という名の神様
世の中には、ついつい声に出して言いたくなる単語ってのが存在している。人によってその単語は異なるんだけど、僕の場合は「ビフテキ」がこれにあたる。
ビフテキ。なんとも素敵なワードだ。文字面もいいし、しかも素晴らしい料理の略称だからたまらない。
さて、このビフテキと並んで、もう一つ声に出して言いたい単語がある。それが「ショロトル」だ。こちらもキリがいい感じで好きなワードなんだけど、「ショロトルって何?」って思ってしまった方も多いはず。
ショロトルとは簡単に言えば、犬の顔をした神様だ。今日はそのショロトルの話をしていきたい。これ、結構面白い神様なのである。
ショロトル、アステカのちょっと変わった変身が出来る神
15世紀ごろ、メキシコ盆地にアステカ帝国と呼ばれる大きな国が存在していた。この帝国自体はこれより何世紀も前から興っていた文明のさまざまな文化を継承した国であり、神話などもこれ以前の文明から流用されていたという。現在ではアステカ神話と呼ばれる神話譚が有名だが、この源流自体はアステカ帝国建国以前からのものだった。
便宜上こちらでもアステカ神話と呼称するが、その神話の中に、ショロトルという神がいた。ショロトルは有名な神、ケツァルコアトルの双子の片割れとも分身とも呼ばれている。
しかしその見た目はケツァルコアトルが蛇であるのに対し、シ

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