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隕石のかけらに当たった母犬から生まれた魔犬「禍斗」

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ペットニュース
昔の人の発想力は凄い!とんでもない出自を持って生まれる魔犬
僕は趣味で、妖怪の話や古い神話を暇さえあれば読み倒している。そういう話の中には、犬や猫が登場するものが結構多いんだけど、中には「どういう発想でそんなことになったんだよ」と笑ってしまうようなこともある。
今日紹介する禍斗(かと)もまた、その一例だ。禍斗とは中国にかつて存在した小さな村に伝わる伝承上の怪物で、犬の姿をしている。見た目はもう完璧に普通の犬なんだけども、その中身はまさに怪獣で、なんと口から火炎を吐くと言われていた。
禍斗はどこから来たのか。言い伝えによれば、そもそもは普通の犬から生まれたという。しかし、誕生の直前に母犬に隕石のかけらが直撃し、そのせいで母体の中の子犬の1頭に異変が生じた。そうして出産を経てこの世に姿を見せたのが禍斗であり、その毛色はツヤのある黒だったという。
隕石のかけらに直撃して耐えちゃうって時点で、母犬も既に怪物っぽい気がするんだけども、まあ神話とか伝承ってそういうおかしな節もあるので、あんまり気にしないようにしたい。
火を食い、火を排せつする!禍斗は困った奴だった!
すくすく成長した禍斗は、やがて火炎を吐くようになるのはさっき説明したとおりだが、彼の場合火炎を吐くだけでなく、火炎そのものを食うこともあったという。まるで昭和のガメラである。
で、食べたら出す物は出すわけで、普通ならうんちを排せ

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