犬は雑音の中でも自分の名前を聞き分ける?
犬笛を使っている飼い主さんって、どのくらいいらっしゃるのだろう?
筆者は愛犬に犬笛を使っていた。
あるものすごく風の強い日のこと、愛犬を呼んでも風の音が強すぎて筆者の声が届かない。
もともと声が大きいほうでもないし。
「これは何かあった時には困る」と思い、早速に始めたのが犬笛でのトレーニングであった。
「ピーーピィ」は「そこで止まれ」、「ピピーー」は「おいで」なんてやっているうちに、愛犬は犬笛をよく覚えてくれて、声のコマンドに比べて犬笛のほうにより反応するようにもなり、筆者にとっても楽しかったものだ。
そもそも、犬は周囲が雑音でうるさい環境にあっても自分の名前がわかるものなのだろうか?というようなことを研究する人たちもいるわけで。
人間の幼児の場合、言語学習がまだ十分ではないので、周囲にかなり雑音があると自分の名前を聞き取るのも少々難しくなるという。
何人かの話し声をミックスさせて雑音状態した中で犬の名前呼ぶという実験によると、犬はかなりの雑音環境にあっても自分の名前を聞き分けたそうだ(*1)。
その能力としては、少なくとも1歳児よりは上。こと爆発物探知犬や救助犬など、いわゆるサービスドッグは一般の家庭犬よりもよく反応するらしい。それは日頃トレーニングを積み重ねているせいでもあるのだろうが。
ということは、それほど雑音のない環境で犬の名
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