「人と動物の共生大学」11月1日からふるさと納税受付スタート
犬猫殺処分問題の“根本的な”解決を目指し、2012年より活動を続けるNPO法人「人と動物の共生センター」は、その活動を全国に広めるためのオンライン市民大学「人と動物の共生大学」を設立。大学運営・活動資金調達のため、11月1日より『ふるさと納税(ふるさとチョイス)』で寄付受付を開始している。
「殺処分ゼロ」の裏側にある、本当の課題
犬猫の殺処分数は年々減少し、「殺処分ゼロ」を達成する自治体も見受けられるようになった。令和元年度には、その数32,743頭。10年間で、約8分の1にまで減少したことになる。しかし、一方で、保護シェルターは常に、多くの保護犬猫で溢れている状態。救っても救っても、終わりの見えない状況が続いている。
課題解決のために今、やるべきこととは
目の前の不遇な犬猫たちを救い続ける保護活動だけでは、本当の課題は解決できない。保護すべき犬猫が生み出されない社会。これこそが、我々の目指すべき「真の殺処分ゼロ」社会である。その実現のために必要なのは、同団体が提唱する『蛇口を締める活動』であると考えている。
『蛇口を締める活動』とは
殺処分問題の根本的な解決のためには、図の“上の段”の蛇口を締めること、つまり、保護犬猫が生み出されないようにする活動が必要。現在、日本において、犬猫の保護活動は大きな広がりを見せている
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