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死んでしまったペットはどこに行く?「虹の橋」って具体的に何なのか

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ペットは亡くなると虹の橋を渡る…虹の橋って何だ!?
子供の頃飼っていた、ミニウサギの次郎が死んでしまったときのこと。最期に身体をブラッシングしてあげて、どう葬ろうか考えていたら、祖母が「庭の桃の木の下に埋めよう」と言ってきた。さらに祖母は「あそこに埋めておけば、栄養になっていい桃になる」とも。
昔の人ってこういうとき強いなぁと思ったものだ。でも実際その通りに埋葬してみると、翌年の桃はいつもより大きく、甘みもあって美味しかった。
ところで、近年ではペットが亡くなると虹の橋を渡って天国に行くとか、ペットは虹の橋のたもとで飼い主を待つのだという俗説を耳にする機会が増えてきた。これはペットを飼っている人とそれだけ僕が接点を増やしたから、しばしば聞くようになっただけの話なんだろう。
しかし、それにしても虹の橋って表現は美しい。だから僕は、死んだペットが虹の橋を渡るというおとぎ話が好きで好きで仕方がない。
虹の橋、発端はフォークロア
そもそもペットが死後渡ることになる虹の橋というのは、1980年頃からアメリカで流布したフォークロアの一つらしい。作者は不明の散文詩がその興りのようだが、これが各国で翻訳されて、日本でも知られるようになった。
虹の橋のたもとに広がる美しい楽園で、飼い主がいつか亡くなって魂だけの存在になったときに備えてずっとペットは待っている。というのがこのフォークロアの大まかな主

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