2つのポイントを抑えて、猫のイイ写真を撮ってみて!
もう何年もオラのそばに来て話しかけてくる人間のオヤジがいるっちゃ。この間、背中を擦ってきたから「オラを気安く触んじゃねーっちゃ!」と引っ掻いてやったっちゃ。そいつはいつも黒くて不思議なものを持ってきてオラに向けるんだ。魂が吸い取られやしねーか心配だっちゃ。(ドンベエ談)※「~ちゃ」、「~だっちゃ」は島の方言。
田代島に訪れる観光客の殆どが携帯電話やタブレット、コンデジから一眼レフまで様々なカメラで猫を撮っている。せっかく可愛い猫たちが沢山いる島に来たのだから、猫たちをキレイに可愛く撮って帰りたいですよね。
今回は猫の写真を撮るうえでのポイントをちょっとだけ書いてみようと思います。参考にしていただければ嬉しいです。
ポイントのひとつめは「猫の都合」に合わせるということ。この田代島で僕が猫を撮る場合、季節によって時間は異なるが、夜明け前の暗いうちから前の日に決めておいたポイントへ移動して、あたりが白みはじめると同時に撮りはじめる。そして朝陽が昇りきるころに撮影を終える。僕が撮る絵の7~8割がこの時間帯に集中している。
猫は薄明薄暮性※なので朝と晩の動きが活発。この時間帯で比較的面白い絵が生まれるし、少し暗めの場所で撮ると黒目が大きく丸くなって可愛い絵が増えるのも理由のひとつ。※薄明(明け方)と薄暮(夕暮れ)の時間帯に、主として活
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