猫の誤飲に注意したい代表的な植物
12月に入ると、街はクリスマス一色。普段はお花を飾る習慣がないおうちでも、ウキウキ気分で鉢植えや生花を買って飾ることが増えるではないでしょうか。でも中には、猫が誤食すると危険な植物もたくさんあります。
肉食動物である猫は、植物中の成分(アルカロイド、配糖体、サポニンなど)を肝臓で解毒できないため、植物を口にすると中毒を起こしてしまうことがあるのです。日本でこの時期よく飾られる植物で、毒性のある代表的なものをあげてみました。
1…ポインセチア
クリスマスの雰囲気を出すためにこの時期によく飾られるポインセチアは、猫にとって毒。茎や葉をかじると刺激物質を含む乳液のような汁が出て、猫の口や胃に刺激を与えます。時には嘔吐の危険があることも。
2…シクラメン
シクラメンもまた、クリスマス・シーズンによく出回る冬の風物詩。色彩が豊かで華やかな雰囲気があるからでしょう。でも球根の部分には、毒となる「シクラミン」が集中していますので、ご注意を。猫が大量にかじってしまうと、強烈な嘔吐や消化器官の炎症、心拍数異常、痙攣を引き起こし、最悪の場合は死に至るケースもあります。
3・・・ユリ
猫と暮らしている人が室内に持ち込んではいけない植物の代表が、ユリです。獣医師172人を対象にした犬猫のアンケート調査で、「鑑賞用のユリの誤食による診察経験がある」と答えた34人中、
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