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【獣医師監修】コロナで忘れていませんか?大切な狂犬病接種のこと

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ペットニュース
兵藤哲夫の徒然日記
東京都や私のいる神奈川県ではコロナ禍により、狂犬病の集合接種が無くなりました。公民館や神社などで行っていた狂犬病予防注射は、かかりつけのホームドクターなどで接種できますが、ついうっかり忘れてしまってる飼い主さんは多いかもしれません。
予約の電話一本で(電話の必要のない病院もあるようですが)、狂犬病予防注射はいつでもできます。接種の機会を失っている人はぜひ、忘れないうちに済ませておきましょう。
狂犬病は過去の病気ではありません。今でも世界中で約5万5000人が狂犬病で死亡しています。そんな中、日本は世界中で8カ国しかない、狂犬病が発生していない「清浄国」のひとつです。この輝かしい記録をコロナで失うことが無いように、飼主さんにもう一度呼び掛けたいと思います。
日本人と狂犬病の戦い
今、私たちはコロナという未知のウイルスに苦しんでいますが、狂犬病との闘いの歴史も忘れてはなりません。約4000年もの間、人類は狂犬病と戦ってきました。日本で狂犬病に関する最も古い記録は717年に発布された「養老律令」です。「其(たぶ)れ狂犬有らば所在殺すことを聴(ゆる)せ」と書かれていました。また、984年に発刊された日本最古の医学書でもある「医心方」でも狂犬病に関する記述が残されています。
記録に残っている日本で最初の狂犬病の大流行は享保17(1732)年、長崎の出島から始まりました。

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