人獣共通感染症、エキノコックスが愛知県内に定着…
先日、恐ろしいネットニュースが目に付いた。既にご存じの方も多いことだろう。
日本ではキツネを媒介して人に感染することでも知られる寄生虫、エキノコックスが知多半島にて定着を確認されたのだ。
福井新聞オンライン版が10月12日に報じたところによると、愛知県の知多半島で捕獲された野良犬の中に、近年エキノコックス感染確認が相次いでいるというのだ。これを受けて国立感染症研究所は「半島内で定着」という見方を示し、これが報じられたのである。
この記事においては、エキノコックスという寄生虫の習性についてもまとめられている。一部引用させていただきたい。
“エキノコックスは北海道で多くの人の感染例が報告されてきた。キツネや犬のふんなどに含まれる卵が人体に入ると幼虫となり、10年ほどたってから肝機能障害などを引き起こす”
と、このように人体に入ってもすぐに発症せず、潜伏期間がかなり長いことが強調される形となっている。
エキノコックスに感染した犬は、既に以前から確認されていた
愛知県内のエキノコックス感染事例に関しては、何も今になって突然発覚したわけではない。県内では2014年3月に愛知県最初の感染事例が発覚している。このエキノコックス陽性犬の発見を踏まえて、以降自治体は何年もかけて調査を続けてきた。
結果としてこれまでに何例ものエキノコックス陽性犬を
愛知県内でエキノコックス定着。愛犬を守るために知っておくべき脅威とは？
ペットニュース
コメント