文／柿川鮎子
江戸の読本作者・曲亭馬琴（本名滝沢興邦：明和4（1767）年６月～嘉永元（1848）年11月）は、大の猫好きだった。日記には猫に関する記述が大量に残されている。
日記に書かれた馬琴の猫
嘉永元（1848）年5月、林の中にいた放浪猫が子ども達に追われたのか、馬琴の家に入って来た。見ると可愛い雌猫で、お腹が大きく懐妊している。馬琴の長男の嫁・路（みち）と、長女の幸（さち）が見つけて、か
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江戸時代の作家、曲亭馬琴が行っていた野良猫の譲渡活動
かわいい動物たち
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